窓の配置はそれで大丈夫?窓の種類や性能、仕様をわかりやすく解説!

こんにちは。

新潟のリフォーム・リノベーション専門店「ディテール・リノベ」の五十嵐です。

住宅を建てる際、窓の配置にこだわった家づくりをしてるでしょうか?

窓の配置にこだわることでより良い生活環境や明るい建物づくりが実現していきます。

今回は窓の種類や性能、仕様について詳しくお話したいと思います。

 

窓の種類と性能

窓(サッシ)は大きく分けて2種類あります。

1.複合サッシ:外部の素材がアルミ・内部が樹脂のサッシ 

2.オール樹脂サッシ:内外の素材が樹脂のオール樹脂サッシ

それでは、2つの違いをご説明してきます。

 

アルミと樹脂の性能の違い

アルミ

強度が高いいが熱を通しやすい、熱変形しずらい 

樹脂

強度は弱いが熱を通しずらい、熱変形しやすい 

 

デザインの違い

複合サッシ

外部に強度の高いアルミを使用している為、サッシ枠(縁)がスリムに出来、スッキリした見た目に 

樹脂サッシ

サッシ枠を大きくして強度を高める為、サッシを強調させるデザインに

 

断熱性の違い

複合サッシ

外がアルミの為内部に熱を伝えやすい

樹脂サッシ

内外が樹脂の為内部に熱を伝えずらい

 

窓の仕様

窓(サッシ)の仕様用途に合わせた使い方、選び方をご紹介します。

 

窓の開き方の違い

引違い

左右に開く 

縦辷り

扉を開くように開く

横辷り

下から上へ押し上げるように開く 

 

それぞれの窓の特徴

引違い窓

一般的に使用される窓、掃き出し窓・腰窓があり、掃き出しは人が出入りできる窓
大きく窓を配置する際に有効
扉がレールに乗り滑車で滑る為気密性能は他の仕様に劣る 

縦辷り窓

左右の開き勝手に注意。風向き、入り方を確認
窓は大きく配置出来ないが扉が90度まで開くため外を確認出来る 

横辷り窓

窓の下部分が開口する為、風向きに関係なく換気が出来る
雨が侵入しずらい開き勝手になっている為、突然の雨にも対応 

網戸

引違は外部に網戸がある為、汚れが付きやすい
縦・横辷りは内部に網戸がある為、汚れが付きにくい

 

窓のメンテナンス・掃除

引違い窓

窓の取外しが容易に出来る為、レールやガラスの清掃がしやすい

縦辷り窓

窓が90度まで開くため、室内から外のガラスを清掃できる。取外ししずらい。

横辷り窓

開口が狭いため室内から外のガラスを清掃できない。取外ししずらい。

 

窓の種類を選ぶ際には、用途に合わせた、窓選びが必要であり、配置を行う上で重要です。

次回は部屋の用途に合わせた窓選びから、配置の検討をお話しできればと思います。

 

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