こんにちは。
新潟のリフォーム・リノベーション専門店「ディテール・リノベ」の戸井田です。
今回は、皆さんが意外と悩みがちな『家具の選び方』についてご紹介したいと思います。
私が今回ご紹介する家具の選び方は、２つ！
１．家具の選び方「家具のサイズ感」
このサイズ感と言うワードを聞いて、今家具を選んでいる方は、すごく共感して頂けているのではないでしょうか。
家具のサイズを選んで頂く際にはまず、これから住む又は、既に住んでいるお家や、アパート、マンションの間取り図を参考にされると良いかと思います。
よくある失敗が店頭にて、デザインが好みで購入した家具をいざ、部屋に置いてみると・・・
動線の幅を狭めたり、角に足がぶつかって邪魔だったり、せっかく気に入って購入したのに、かえって邪魔になる、という事が起きてしまいます。
ですので、少し面倒かもしれませんが、あらかじめ置く場所の寸法を計り、人が通る動線を確認して、家具屋さんで図面を見ながら、お探しになることをお勧めします。
もう一点、サイズ感といえば椅子やソファーの高さです。
私も実際、家具屋さんで座って確かめてみましたが、どれも座り心地いいし、使いやすい、正直どれがいいのかわからない、と言った経験があります。
そこで、いろいろ調べてみたところ、椅子、ソファーの高さは、使う人の背丈だけではなくライフスタイルによって、変わってくることがわかりました。
椅子やソファーの高さが低めの場合（約35センチ）
低めの椅子魅力はやはり体をもたれ掛けることが出来る点です。
ですが、いざ立ち上がろうとすると、低いところから立ち上がるので、立ち上がる動作が多くなってしまいます。
なので、生活の中であまり立ったり、座ったりしない方、くつろぎたい方にお勧めします。
椅子やソファーの高さが高めの場合（約42センチ）
こちらは先ほどとは違い良い姿勢を保ちやすくなります。
立つ、座るの動作に関しても低めの椅子よりコンパクトに済みます。
なので、生活の中で、よく立ったり座ったりする方、姿勢を良くしたい方にお勧めします。
みなさんは、どちらがお好みですか？
ちなみに私は、低い方でのんびりくつろぎたいです。
以上が、家具のサイズ選び、に関するポイントになります。
２．家具の選び方「塗装の種類」
商品の説明欄によく〇〇塗装、と書かれています。
正直これは何が違うの？そんなに変わる？
と思った方は、多いのではないでしょうか。
代表的な２つの仕上げ剤をご紹介します。
オイル塗装
こちらは、名前の通り、木材に使われるオイルをしみこませた仕上げで、無垢材によく使われております。
オイル塗装の特徴としましては、
まず、オイルを染み込ませる事で木の質感が出やすい所にあります。
やはり木の質感が出ると、高級感がありますよね。
さらに無垢材のメンテナンスにも向いています。
傷やシミなどかついた際、ホームセンターのヤスリで、汚れや傷の箇所を削りその上からタオルなどでオイルを染み込ませる事で、修繕できます。
そうすることで、一つの家具を長く使い続けることができます。
年末やお盆の大掃除などで、お子様とこの傷あの時付けた傷だね、など１年を振り返りながら一緒にメンテナンスをしてあげるのも家族のイベントの一つになるかと思います。
しかし水拭きはNGです。
水拭きをしてしまうとオイルが取れてしまうので、基本、からぶきをする事をおすすめします。
ウレタン塗装
こちらは、突板などによく使われる仕上げ剤です。
突板は、無垢材をスライスした薄い板を修正材に貼り付けたものなので、オイル仕上げの様に削って汚れを取る、と言ったことが出来ません。
なので、初めから汚れがつきにくいウレタン塗装を施してあります。
メリットとしましては、汚れや衝撃に強いのでメンテナンスが面倒な方や、水拭きをしたい方にオススメです。
このウレタン塗装、一見オイル塗装より長持ちしそうですが、10年ほど経つとウレタンが劣化して、ベタつきが生じてきます。
ここで、オイル塗装のように新しくウレタン塗装を行うと約10万円もの費用がかかってきます。
10万円もあれば、新しい家具を買いたいですよね！
このように、塗装1つでもそれぞれメリット、デメリットがありますので、皆様のライフスタイルに合った方をお選び頂ければと思います。
以上、意外と見落としがちな家具の選び方でした。
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