使いにくい動線と収納問題が長年の悩み。リノベーションで解決しました|上越市|K様

 

家は大きいのに収納不足!?住まいを見直すきっかけに

(ご主人)海が目の前に広がるこの家では、私たち夫婦と2人の子ども、母と一緒に暮らしています。

もともと長岡で暮らしていたのですが、8年前実家にUターン。父が亡くなり2人目の子どもが生まれて、今の5人になりました。

 

(お母様)子どもが2人いる息子家族と暮らすようになってから物が増え、片付ける場所がなくなっていったんです。

空いたスペースになんでも詰め込んでいたため、雑貨と食品がごちゃごちゃに。

物の場所が定まらず、いつも片付かない状態だったので、落ち着きませんでした。

5人で暮らすのにこの収納量は限界でしたね。

 

 

変わり映えする大胆なプラン提案が決め手

(ご主人)そこで最初は前の家を建ててくれた知り合いの大工さんに見積もりをお願いしたのですが、修正などのやりとりだけで結局1年ほどかかってしまって。

何度図面を直してもらってもあまり変わり映えがしなかったこともあり、他も考えてみることにしたんです。

 

(奥様)ディテールさんのことはネットで検索して知りました。

上越市内で行われていたリノベーションの見学会に行ってみると、まるで新築!築49年とは信じられませんでした。

昔ながらの和室の家がこんな素敵な家になるんだ、と思いましたね。

 

(ご主人)私は都合がつかず行けなかったのですが、母も妻も「すごかった」「良かった」と口々に話すので、それなら見積もり依頼してみよう、ということに。

それで最初に頂いた提案が前の家のイメージを覆す大胆なプランで、今まで見てきたものとは全く違うものだったんです。

もう別の会社を考えることはありませんでしたね。

 

廊下を「なくす」と「使う」。家事楽を叶えたアイディアに納得

まず驚いたのが、1階の廊下をなくしたこと。

リビングから洗面室、脱衣場、ウォークインクローゼットと、廊下を介さずに移動できるアイディアに、なるほどと思いました。

短い移動で済みますし、それぞれの空間が広くなって使いやすい。

リビングも広げられたので子どもたちものびのび遊べますし、見守りやすくなりました。

 

 

もうひとつは2階廊下の使い方。

ホールを広めにして物干しスペースを作り、階段隣にカウンターを設置してもらいました。

干してある洗濯物をカウンターで畳んで、そのまま各々の部屋へ持って行けます。

カウンターが広いおかげで、一気に畳んでも十分スペースがあるのもいいですね。

前はいちいち床に座って畳んでいたから、洗濯がとても楽になりました。

 

 

玄関をひとつに。家族の念願が叶いました

以前は地下の車庫から直接リビングに行ける作りだったため、来客時を除いて玄関を使うことはほとんどありませんでした。

だから今度はちゃんと玄関を通って家の中に入れるようにしたいと思っていたんです。

 

 

最初は「できれば」程度にしか考えていませんでしたが、話を進めていく中でやっぱりやりたい、という気持ちが大きくなっていって。

気づいたらこのプロジェクトの中で一番メインの要望になっていましたね。

 

そこで玄関の位置をどこにするか、が最大の課題となりました。

結論は玄関の位置を工夫して少しだけ増築。

車庫からシューズクロークへの動線が実現しました。

もともと大きな家なので増築は最小限に、駐車スペースも考えて前の形よりも飛び出さないように、など、五十嵐さん(営業・設計)と岩田さん(インテリアコーディネーター)が試行錯誤してくださったのを覚えています。

 

 

先に触れた家事のしやすさ含め、生活しやすい動線が私たちの主な要望でしたので、それを見事に叶えてくれたように思いますね。

 

 

事務所からスキップフロアへ。子どもたちの場所を見守りやすく

(奥様)前の家には自営だった義父の事務所が併設されており、使われなくなってからは子どもたちが過ごす場所になっていました。

事務所とリビングの間は壁で仕切られていたため、何をしているのか分からなかったんです。

悪いことはしていないのですが、やっぱり様子が分かる方がいい。

壁をなくしてリビングとひと続きの空間になるよう、お願いしました。

 

 

(ご主人)車庫の天井の都合上、リビングから数段高い位置になることは変えられなかったんです。

なのでこの作りは意図したわけではないんですよ。

「スキップフロア」という名前も、後から知ったくらいですから(笑)。

天井は、私の背丈に合わせて少し高くしてくれたんです。

標準だとギリギリ頭がぶつかりそうな高さだったので、階段の位置などを工夫しながら調整してくれました。

 

 

給湯器選びは塩害を考慮して

熱源をどうするか、最後まで悩んだことですね。

前はキッチンのコンロだけガス、給湯はボイラー。

プロパンだったのでガス代が高くついたのがネックでした。

オール電化にした場合はエコキュートになりますが、塩害が心配。

ここは国道を挟んですぐ先が海という、いわば最前列なので、潮の影響をまともに受けてしまいます。

ご近所でも路地を1本挟むとほとんどないという話も聞いたので、単純に比較ができなかったんです。

 

色々考えて、結局地下に置いておけるボイラーが最適だということになりました。

屋内なので錆の心配はありません。

キッチンはコンロからIHに変え、ガスを止めるということで決まりました。

 

大容量収納でキッチンをストレスフリーに

(奥様)収納が増えたおかげで、キッチンでの作業がとてもしやすくなりました。

カップボードはTOTOさんのキャビネットを組み合わせて大型に、奥にはパントリーもあるので収納力は十分。

引き出しの中も余裕があるくらい、まだまだ入ります。

 

 

(ご主人)我が家には冷蔵庫2台置いてあるので、そのスペースも作ってもらいました。

セカンド冷蔵庫は主に私のお酒専門(笑)。

メイン冷蔵庫に入りきらなかったものを入れることもあります。

前の家でも2台あったから、これが当たり前なんですよね。

1台だけだと、きっと物足りなさを感じるのではと思います。

 

テレビまわりはすっきりと

(ご主人)私はリビングに大型の壁掛けテレビをつけられたことが一番嬉しかったですね。

最初から決めていたので、ずっと楽しみだったところです。

座卓で見るのにちょうどいいように、高さの調整もしてもらいました。

 

それと、レコーダーを階段脇のリビング収納に置く提案もよかったですね。

最初は衝撃的でしたが、確かにリモコン操作することもないですし、テレビの下に置かないといけない理由はないと聞いて納得。

採用させてもらったおかげでテレビ周りをすっきりすることができました。

 

 

新しい住まいで過ごす、それぞれの新しい過ごし方

(ご主人)家ではお酒飲みながらテレビを見てゆっくりすることが多いですね。

休日や夜勤明けなどひとりで気ままに過ごしたい時は、2階のセカンドリビングにいることも。

子ども達が下で騒いでいたり、母のお客さんが来たりする時に重宝しています。

でもやっぱりリビングにいる時間が1番長いと思いますね。

 

(奥様)家を新しくしてから、娘に電子ピアノを買いました。

ピアノ教室の先生に、続けるなら自宅にあったほうがいいと言われていて。

それまでは家で指の練習しかできなかったので、これからはちゃんと練習できるようになると思います。

 

 

(ご主人)息子にはもともと私が持っていた40インチのテレビをあげました。

主にゲーム用ですが、ナイター中継も見ていますね。

私も夕食時、大きなテレビでバラエティを見つつ、横目でチラチラ見ることも(笑)。

スキップフロアの手すりの隣にあるので、ダイニングの私の席から両方のテレビが見えるんですよ。

 

リノベだからできたこと。ディテールさんの対応力のおかげです

(奥様)最初、あちこちで「◯◯リフォーム」というのを見るので問い合わせたこともあったのですが、「そういうのはできない」と断られてしまって。

知り合いの大工さんからも、取れない柱など条件があることを聞いていたので、それなら一度まっさらにして新築にしようか、という話も実は出たんです。

新築建て直すにしても家が大きい分値段もするので、廃案になりましたけどね。

 

(ご主人)難しいと思われた、昔の家の間取りを払拭したプランも、車庫からの玄関動線の実現も、期待以上の提案をいただきました。

ディテール・リノベを選んで本当に良かったと思っています。