子育て中のアパート暮らし。狭さや音の配慮にストレスを感じて
いずれは持ち家が欲しいと思っていて、子どもができる前から見学会には足を運んでいました。
子どもが生まれてからはアパート暮らしが窮屈に感じただけでなく、テレビを字幕で見るなど、音にも気を使うようになって。
子どもが成長していく過程の中で、狭さや音の問題は必ず直面することですので、早いうちに動いた方が良いと思いました。
中古リノベが選択肢の一つに。希望に合った物件との出会いがありました
戸建てを検討し始めたちょうどその頃、ウッドショックで住宅価格が高騰。
しかも結婚直後にコロナが流行し始めたので、混乱の真っ只中で住宅を探すことになったのを覚えています。
実際新築の見積もりを依頼したこともありましたが、当時の価格に驚愕してしまって。
それをきっかけに視野が広がり、中古を購入して直すのもありなのでは?と考えるようになりました。
そんな中、アパートから近い場所に希望にあった中古物件を見つけたんです。
保育園を変えずに済みますし、お店や学校にも行きやすい。
これも巡り合わせだと思い、すぐ購入することを決めました。
打ち合わせがしやすい環境が揃ったディテールへ
良い物件を購入できたはいいものの、ローンが始まるとアパートの家賃と二重払いになってしまう。
焦った私たちは急いで施工会社を探し始めました。
ディテールさんのことは、新築を検討していた頃に見学会へ行ったことがあったので、もともと知っていたんですよね。
同じ系列でリノベーションもあると分かると、さっそく資料請求することに。
拠点も近く、子どもをシッターさんに預けて打ち合わせができたので、非常に助かりました。
今はネットでなんでも買える時代ですが、家という大きな買い物をする上で、コミュニケーションがとりやすい環境が整っていることは大事だと思いましたね。
これがリノベ!?新築と遜色ないデザインに驚愕
初めてディテールさんのリノベ物件を見た時は衝撃的で、「本当にリフォームしたの!?」と思いました。
古臭さが残るような他社の物件も知っていたので、なおのこと驚いたのを覚えています。
0から作り出せるのが新築の良さですが、雰囲気がガラッと変わるのがリノベーションの面白さ。
実際の家を見ることで、そのことを改めて感じましたね。
1階で完結する暮らしにこだわって
アパートのワンフロア生活が楽だったこともあり、子どもを見ながら2階へ行き来するのが考えられなかったんですよね。
もともと1階が広い家でしたし、寝室を下に持ってきても十分な広さがあると思いました。
子どもが大きくなるまで2階を使うことはないと思い、今回2階部分には手をつけなかったんです。
子どもが成長して自分の部屋が必要になった時、自由に直せば良いと思いました。
ランドリーも、書斎も。欲しかったスペースが叶いました
(奥様)物干し場は洗面室を広げてスペースを作り、洗濯機からすぐに洗濯物を干せるようにしました。
位置を変えるか、いっそのことなしにするかなど、あれこれ悩んだのですが、一番やりやすい配置に収まって良かったですね。
かごを使わず洗濯機からすぐに干せるのでとても便利です。
(ご主人)憧れだった書斎も寝室の隣に併設。
ウォークインクローゼット・書斎への入り口を一つにし、寝室に光が漏れないように工夫しました。
広めのクローゼットを設けられたおかげで季節物の衣類も十分に収納できています。
グレーを基調とした、明るく開放的なLDKへ
(奥様)最初は床の色を濃くしてダークな雰囲気にしようと考えていましたが、せっかく日光が入る明るい空間なのでトーンを上げることに。
グレージュの床とグレーを基調としながら、濃い色の建具を使って空間が引き締まるようにしました。
コーディネーターの岩田さんが私たちの要望を汲み取り、うまくまとめてくれたおかげですね。
(ご主人)腰窓の大きさにもこだわりました。
以前は掃き出し窓がついていたのですが、ここから出入りすることはないだろうし、ソファを置くことも考えると、掃き出し窓よりも腰窓の方が合っていると思ったんです。
こちら側は遮るものがなく日差しがたっぷり入るので大きめのものを設置し、開放感ある空間になりました。
設備も生活スタイルに合わせて。気配りの利いた提案がありました
(奥様)キッチンにいながら子どもの様子を見守れるよう、壁付から対面式に入れ替えました。
新しいキッチンはIHなのでお手入れも楽ですし、火力も申し分ない。
前のキッチンも比較的新しかったのですが、迷うことなく入れ替えて良かったですね。
(ご主人)こちらの生活スタイルを考えて必要な収納をつけてもらったのも助かっています。
仕事に着て行くスーツはすぐに手に取れるよう、クローゼットとは別に、寝室の中に掛けておける場所を提案してもらったんです。
ちょっとしたアイディアだと思いますが、毎日使うことを考えると、作って良かったと思いますね。
長期的な資金計画も考えて、「リノベ」という賢い選択を
(奥様)新築も検討したから言えるのですが、新築なら金額的に諦めなければならなかったことが、中古リノベだったから好きなようにできたと思います。
それに、新築を建てていたら他の色々なことも我慢しないといけなかったかな、と。
それが私たちにはできないと思いました。
(ご主人)今後何十年もローンの支払いが続きますし、この先修繕が必要になる部分も出てきますよね。
資金的な余力を持っておくためにも、「リノベーション」という選択は間違っていなかったと思います。