リノベーション設計の仕事|解体して初めて分かる家のこと

朝晩がすっかり冷えるようになってきましたね。

新潟のリフォーム・リノベーション専門店「ディテール・リノベ」設計の岩田です。

去年に引き続き、今年も「音楽と髭達」に参戦してきました。

音楽と髭達2026の会場

生で聞いてみたい!と思っていたアーティストばかりで、最高でした♪♪

3組目からずっと立ちっぱなしで楽しんでいたので、翌日の脚は筋肉痛がひどかったです。。

体力・筋力をつけたいので、今年の秋も「スポーツの秋」にしたいと思います。

そして最近、わが家にはもうひとつ大きな出来事がありました。

先日、4カ月の子猫♀を新しくお迎えしました。

初日からゴロゴロと言いながら、撫でろと甘えてくるので、夫と「あざと女子認定だね」と話しております。

先住猫との相性が少し心配でしたが、1週間程で威嚇もほぼ無くなり、少しずつ距離が縮まってきました。

このまま無事に「うちの子」になりそうです(⌒∇⌒)

ベッドの上でくつろぐ4カ月の子猫

 

リノベーション設計の大切な仕事「解体後の現地確認」

さて、今回もリノベーション設計の仕事についてご紹介します。

今回ご紹介するのは、リノベーション工事において重要な工程のひとつである、「解体後の現地確認」です。

リノベーションでは、工事前に現地調査を行い、建物の状態を確認しながら、新しい間取りを計画していきます。

しかし、既存の壁や天井が残っている状態では、その奥にある柱や筋交い、梁など、建物の構造すべてを確認することはできません。

そこで重要になるのが、壁や天井などを解体した後の現地確認です。

 

今回の持ち物は「3種の神器+図面」

持ち物は、前回の現地調査のブログでもご紹介した「3種の神器」

  • コンベックス
  • レーザー距離計
  • iPad

にプラスして、

  • 現況図
  • 計画図

です。

現況図と実際の建物を照らし合わせながら、

想定していた位置に柱があるか。

計画している間取りが実現できそうか。

などを、一つひとつ確認していきます。

事前の調査や図面だけでは分からなかった部分を確認できるため、設計者にとっては少し緊張するタイミングでもあります。

 

解体して初めて見える、住まいの骨組み

壁や天井が取り払われ、骨組みだけになった建物。

解体後に柱や梁などの骨組みが現れた住宅

リノベーション解体後に確認する柱・梁・屋根の骨組み

普段生活している状態では見ることのできない、柱や筋交い、土台、梁などが一気にあらわになります。

ここからが、設計として特に重要な確認作業です。

現地調査では、壁や天井の中に隠れていた柱・筋交いなどを、目視と計測で確認していきます。

図面と実際の建物に違いがないかはもちろん、長い年月を経た建物だからこそ、現在の状態もしっかりチェックします。

 

柱は抜ける?補強できる?一つずつ確認

確認するポイントはたくさんあります。

柱・筋交い、土台に梁。

白アリ被害にあっている箇所がないか。

計画図で抜きたい柱が、本当に抜けそうか。

そのまま抜くことが難しい場合でも、補強をすることで対応できるのか。

筋交いの補強は問題なく出来そうか。

特に間取りを大きく変更するフルリノベーションでは、「この壁をなくして広いLDKにしたい」と計画していても、その壁の中に重要な柱や筋交いが入っている場合があります。

そのため、解体後の建物を実際に確認しながら、安全性と計画している間取りの両方を考えて判断していきます。

 

「計画通り進められる!」設計として安心する瞬間

それらを一通り確認して、

「問題ない!計画通り進められる!」

となると、営業・IC(インテリアコーディネーター)を通して、お客様に嬉しい報告が出来て、一安心です。

そして「自分の予想が当たってた!」と嬉しくなる瞬間でもあります♪

反対に、解体して初めて想定とは異なる部分が見つかることもあります。

そんな場合も、工事担当などと相談しながら、その建物に合った方法を検討していきます。

既存の建物を活かしながら、新しい暮らしに合わせてつくり変えていく。

新築とはまた違った難しさがありますが、そこがリノベーション設計の面白さのひとつでもあると感じています。

 

設計から工事担当へ、家づくりのバトンタッチ

このあとの工程は、「工事担当」がメインになります。

そのため、私の中では「解体後の現場確認」が終わると、リノベーション設計としての大きな役割をひとつ終えたような気分になります。

ここまで考えてきた計画が、いよいよ実際の形になっていく段階です。

図面の中だけにあった新しい住まいが、工事担当や職人さんたちの手によって少しずつ形になっていくのを見るのも楽しみのひとつです。

 

解体後だからこそ見られる「わが家の姿」

解体後のリノベーション住宅に残る柱や筋交いなどの構造

フルリノベーションだからこそ、これまでどんな骨組みの家に住んでいたのかが分かる貴重な機会でもあります。

完成してしまえば、柱や梁、筋交いなどの多くは再び壁や天井の中に隠れてしまいます。

長年ご家族の暮らしを支えてきた住まいの骨組みを見ることができるのは、ほんのわずかな期間だけです。

これからフルリノベーションをされる方には、ぜひお施主様にも解体後の現場へ足を運んでみていただきたいです☆

完成した住まいを見るときとはまた違った、「家が生まれ変わっていく途中」の面白さを感じていただけると思います。

それではまた次回のブログで(@^^)/~~~

 

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