リノベーションとは

リフォームとリノベーションの違いってなに？建て替えとどっちがいいの？費用はどのくらいかかるの？など、
リノベーションの基礎知識についてご紹介します。

リフォームとリノベーションの違いは「目的」です。
どちらも中古住宅を対象に行う工事となりますが、修繕によって建物を新築の状態にまで戻すのがリフォームなのに対し、
リノベーションはそこに付加価値を与えるという目的を持ちます。

リフォームとは「悪い状態の改良」を意味します。
壊れていたり汚れていたり、劣化が進んでいる部分を修繕し、新築の状態に戻すことが目的で、言うなればマイナスを0に戻すための作業です。

工事の規模

設備の変更、修繕
キッチンやユニットバスの入れ替え
壁紙の張り替え

など、比較的小規模な工事

リノベーションとは、「暮らしに合わせてつくり替える」ことを意味します。
ライフスタイルに合わせて間取りを変更したり、
水・電気・ガスなどのライフラインや構造躯体の性能を必要に応じて改修したりと、大規模な工事を伴うこともあります。つまり価値を高めたりすることを目的とした工事です。

工事の規模

間取りの変更
水道管、排水管の変更
冷暖房換気設備の変更

など、比較的大規模な工事

リノベーションには、新築の購入や建て替えに比べて大きなメリットがあります。
「低価格でも自分らしい暮らしを手に入れたい」とお考えの方には大変オススメです。

ライフスタイルに合わせた自由な設計

既存のマンションや建売住宅は、不特定多数のライフスタイルに合わせて設計されています。そのため、平均的な仕様になっており、必ずしもお施主様のライフスタイルや嗜好に合った内装や間取りになっているとはかぎりません。
「もっと自分らしい家に住みたい」「広々としたリビングが欲しい」とお考えであれば、全面リノベーションがオススメです。
ディテール・リノベなら内装や間取りに徹底的にこだわりぬいた、世界にひとつだけの住まいが手に入ります。

建て替えの半額で理想の住まいが手に入る

建て替えに比べ、価格が低いのが特徴です。建て替えに比べて50%〜70%程の費用が抑えられます。
中古物件をリノベーションすれば、新築と同じような住み心地の家を手に入れることができます。しかも、ケースにもよりますが新築物件を購入するよりも費用が2～3割安くなることも多いようです。

生活コストが抑えられる

実家をリノベーションすることによって、親世帯と同居することが可能です。
複数世帯の同居は水道光熱費を抑えられるメリットが生まれます。
生活費を抑えることにより、趣味や旅行などにお金をまわせるため、ゆとりある生活が送れるようになります。
家族が生活に協力できるようになり、家事の負担も軽減できるようになるでしょう。

HOME’Sが調査を行ったリノベーションの費用別事例件数と費用を参考にご説明します。

マンションの場合は700～1,000万円、一戸建ての場合は1,000～1,500万円がボリュームゾーンであることが分かります。
またm²あたりの費用では、10万円～15万円がボリュームゾーンになっています。

しかし同じ面積の建物でも、既存の壁、設備などを活かしてリノベーションする場合と、全面的に解体して作り直す場合とではm²あたり費用は大きく変わってきますので、あくまでも目安とお考えください。
リノベーションにかかる費用は算出が難しいものです。たとえば、システムキッチンひとつをとってみても、オーダーで数百万円するものもあれば、セットで数十万円で済む場合もあります。

また自治体によっては一般的なリフォーム・リノベーションに補助策を設けているところもあります。
お施主様のご要望や建物の状態によって費用が変わってきますので、まずは一度お問い合わせいただくことをオススメします。

リフォームとリノベーションの違いとは？

リフォームとは？

工事の規模